韓国の映画史をふり返ってみると、2001年、「友へ チング」が初めて
観客動員800万人を突破して以来、現在(2018年3月)まで、800万を
超える観客を動員した韓国映画は、実に26本。
「ヲタク」は、その26本の韓国映画を全て原語(韓国語)で観た。
と言っても、何の自慢にもならないことは痛いほど知っている。
例によって、「ヲタク」が陰気な自己満足を重ねただけの話である。
以下、この週末に見た2本の映画を記録しておく。
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■과속스캔들 「過速スキャンダル」 2008年 〇〇〇〇-
820万を超える観客を動員した2008年暮れ公開の大ヒットコメディ。
主人公の男は、元アイドル歌手で、現在、テレビCMにも出演する人気
ナンバーワンのラジオDJ。優雅な独身生活をおう歌する30代半ばの
人気芸能人だ。
そんな彼の元を、ある日突然、娘と名乗る見ず知らずの若い女性と
幼児の母子が訪ねてきた。知り合いの動物病院の検査で、彼と女性の
親子関係も立証されてしまった。
彼が知らされてなかっただけで、実は、彼が中学生の頃、隣に住む
年上女性と初体験を持った時にできた子どもが、その女性だったのだ。
全くナンセンスな話である。
30代の人気芸能人に、隠し子どころか隠し孫までいる。とんだスピード
違反のスキャンダル(「過速スキャンダル」)というわけである。
韓国語の「過速」とは、スピードの出し過ぎのことを意味している。
この映画は、そんな彼らが晴れて「過速三代」バンドとして活動する
ようになるまでの日々を描いている。
笑いあり、涙ありの心温まるコメディ映画であった。
■D-War 「D-Wars」 2007年 〇----
840万を超える観客を動員した2007年最高の大ヒット作。
ロスアンジェルスを舞台に、朝鮮の伝説上の竜が復活し、世界を
破滅の危機から救う物語り。
竜の復活を助ける2人の男女は白人のアメリカ人。500年前の朝鮮の
男女が、現代のアメリカ人の男女に転生したのだ。
めずらしい韓国映画ではあるが、「ヲタク」の趣味ではなかった。
(終わり)
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韓国映画と800万人
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