■일급기밀 「1級機密」 2018年 〇〇〇--
(159)
国家機密のベールに隠された空間で常態化していた、軍と軍需産業の
癒着と不正な取引を、一人の軍人が勇気をもって内部告発する社会派
映画。
実際の事件を題材にした映画なだけに、軍用機の部品購入をめぐる
不正や裏金作りのからくりは実に生々しかった。
それにしても、もし国家機密のベールが、国家機密に関係する人間
たちの不正まで、国民の目から覆い隠してしまうものであるとする
なら、何とも皮肉で恐ろしい話である。
■더 테러 라이브 「テロ、ライブ」 2013年 〇〇〇--
(158)
2013年、550万を超える観客を動員したヒット作(年間7位)。
相次ぐ建設労働者たちの悲惨な労災死に対し、一人の遺族が正当な
補償と大統領の謝罪を求め大規模なテロを決行する。
ラジオDJ(元ニュースキャスター)の主人公とテロ犯とのやり取りが
ライブでテレビ放送される。
「ヲタク」の予想をはるかに上回る、非常にスケールの大きな社会派
サスペンス映画だった。
いや、主人公が選択した結末を思えば、この映画は間違いなくノワール
映画だ。
■도희야 「私の少女」 2014年 〇〇〇--
(157)
主人公は同性愛者である女性警官。同性愛者であることが周囲に
知られ、海辺の小さな村の派出所に転勤させられる。
彼女は、その村で虐待に苦しむ少女や過酷な労働を強いられている
外国人労働者らに出会う。
それぞれに深刻な社会問題がからみながら展開していく、見ごたえの
ある映画だった。
ラストシーンでは、主人公や少女らの幸せを祈った。
(終わり)
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韓国映画と国家機密
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