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見たくなかった韓国映画

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■바비 「バービー」 2012年  〇〇---
(193)



この映画だけは見たくない、と思っていた映画を結局、見てしまった。

国際養子縁組を隠れ蓑にした、子どもの臓器摘出を目的とする
人身売買を告発した社会派のフィクション映画だ。

アメリカに憧れ、バービー人形になりたいと夢見る韓国人の少女が、
自分の運命も知らないまま、子どもの心臓を欲するアメリカ人の
「養子」として買われて行く。


△臓器目当てに買われた少女(「バービー」より)

いくらフィクションとは言え、よくもこんな残酷で醜悪な映画を
作ったものである。

ただし、この映画を荒唐無稽な作り話と言って済まされない闇が、
国際養子縁組の背後に存在するのは事実のようだ。



(終わり)




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