Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4421

韓国映画と児童性暴力

■공정사회  「ある母の復讐」 2013年    〇〇〇--
(268)

Image may be NSFW.
Clik here to view.


子どもに対する性犯罪を告発する社会派映画なら何本か見たが、この
映画は、実話に大幅なフィクションを加えた復讐劇。

学校帰りの10歳の少女が「母親の知り合い」を名乗る男の車に乗せ
られ、男のアパートで性暴力を受けるという事件が発生する。被害
少女が心と体に生涯に及ぶ深刻な傷害を負ったにも関わらず、警察の
動きは鈍い。業を煮やした母親は、子どもの記憶(絵など)を元に、
40日間をかけ、自分の手で真犯人をつきとめる。

どうやら、ここまでは実話のようだ。

映画では、母親が「何でも屋」の協力を得ながら、世間体のため事件を
表沙汰にしないように動いた別居中の夫の歯科病院で、犯人の男を
診療椅子にくくり付け、歯を抜いたり歯の神経まで削り取るなどの
徹底的な血の報復を加え、命を奪う。

警察は、病院の監視カメラに残された記録を元に、夫と不倫相手の
若い女性事務員(実際は変装した「何でも屋」と母親)を逮捕する。

「ヲタク」も直視できなかった残酷な報復シーンを含む作品だが、
海外の映画祭では数々の賞を受賞している。

冷静に考えてみれば、最も残虐で罪深いのは、実際の犯罪行為なのだ。

■영화는 영화다 「映画は映画だ」 2008年 〇〇〇--
(267)

Image may be NSFW.
Clik here to view.


2008年、130万を超える観客を動員したノワール映画(年間18位)。

映画俳優の男と裏社会を生きる男の2人が主人公。

2人の男の人生が、偶然、交差することになり、お互いがお互いの
レゾンデトール(存在理由)を命がけで示すことになる。

あまり期待せずに見た映画だが、なかなか見ごたえのある映画で
あった。


(終わり)



Image may be NSFW.
Clik here to view.
  Image may be NSFW.
Clik here to view.
   ← 応援のクリックをお願いします。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4421

Trending Articles