■박수칠 때 떠나라 「拍手する時に去れ」 2005年 〇----
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2005年、200万を超える観客を動員したサスペンス(年間11位)。
ホテルの一室で起きた女性コピーライター殺人事件の捜査が、容疑者
への取り調べも含め、テレビを通じて生中継される、という突飛な
話で映画は始まる。
3人の有力な容疑者に加え、主人公の検事にだけ見える犠牲者の霊や
霊能者まで登場し、死因も刺殺から毒殺へと移り、捜査はもつれに
もつれていく。
さらに、最終的に主人公らが逮捕した男も真犯人ではないことが、
捜査終結後になって判明する。
結局、事件の核心は女性の自殺にあったのだ。
△映画の撮影地はプサン海雲台の某ホテル(ネイバー地図より)
映画の舞台はソウルの設定だが、プサンのホテルで撮影が行われた
映画と知り(釜山フィルムコミッション)、見てみたが、「ヲタク」の
趣向には全く合わない作品であった。
それどころか、目線だけがせわしく振り回されただけで終わったような、
イライラ感の残る映画だった。
(終わり)