ユダヤ系フランス人、ステファン・エッセルの「憤慨せよ」に
まつわる話題も、そろそろ潮時(しおどき)だろう。
「ヲタク」自身、くどいのは嫌いだ。
△「すでに十分、くどすぎるんだよッ!」
後は、この夏、実際にプサンの書店を訪れ、この本を購入し、
読めばよいのだ。
ここでは、最後に、「フランス発・怒りシンドローム」なる表現を
使いながら、エッセルの「憤慨せよ」を紹介した韓国紙の
関連記事を、翻訳練習させてもらった。
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■세계로 번지는 프랑스發 '분노 신드롬'
世界に広がるフランス発「怒りシンドローム」
(CBSノーカットニュース 6月13日)
프랑스 사회에 '분노 신드롬'을 일으킨 책이다.
フランス社会に「怒りシンドローム」を巻き起こした本だ。
2차 세계대전에서 나치에 맞선 레지스탕스(저항운동)
투사였던 지은이는 현대 젊은이들에게 '분노하라'고
외친다.
第2次大戦でナチズムに抵抗し闘ったレジスタンス運動の
闘士だった著者は、現代に生きる若者たちに「憤慨せよ」と
訴える。
그는 분노라는 감정은 잘못된 것을 바꾸려는 의지이고
행위라고 말한다.
彼は、怒りという感情は、間違いを正そうとする意志であり、
そして行為であると説く。
1943년 사회에 '분노한' 레지스탕스 단체들은 투쟁을
통해 사회보장제와 퇴직연금제도, 공공재의 국영화,
대재벌의 견제, 언론의 독립, 교육권을 획득했다.
1943年、フランスの「憤慨した」レジスタンス諸団体は、
闘争を通じ、社会保障制度や年金制度、公共財の国営化、
大財閥の牽制、言論の独立、教育権などを獲得した。
이러한 결과는 분노에서 비롯된 것이었다.
こうした結果は、怒りから始まったものだった。
그러나 지금은 어떠한가. 많은 젊은이들이 사회의
부조리에 분노하기보다 개인의 안위에 머물러
무관심으로 일관하고 있다.
しかし、現在はどうだろう?多くの若者たちが、社会の
不条理に怒るよりも、個人の安逸な生活に埋没し、社会や
政治に無関心なまま過ごしている。
그 결과 프랑스 민주주의의 토대가 된 레지스탕스
정신이 무너지고 사회 양극화, 외국 이민자에 대한
차별, 민주주의를 위협하는 금권 등이 불거졌다.
その結果、フランス民主主義の土台となったレジスタンス
精神は崩れ去り、社会の2極化、移民に対する差別、
民主主義を脅かす金権政治などが表面化した。
지은이는 "세상에 대한 무관심이란 인간을 이루는
기본 요소인 분노할 수 있는 힘, 그 결과인 참여의
기회를 영영 잃어버리는 행위"라고 일갈한다.
著者は、「社会に対する無関心とは、人間であることの
基本要素である『怒ることのできる力』、そして、その結果で
ある『政治参加の機会』を永久に失う行為」だと一喝する。
그는 젊은이들에게 '분노하라'는 말로써 '참여
하라'는 화두를 던지는 것이다.
彼は若者たちに「憤慨せよ」という表現で、「政治参加
せよ」と促がしているのだ。
그의 메시지는 한국 사회에도 시사하는 바가 크다.
彼のメッセージは、韓国社会にも示唆するところが
大きい。
'4·19 민주항쟁', '6·10 민주항쟁' 등 독재정권에
저항했던 분노의 역사가 한국 사회를 변화시킨
토대였다.
李承晩政権を倒した「4・19民主抗争」(1960年)や
大統領直接選挙制を勝ち取った「6・10民主抗争」
(1987年)など、独裁政権に抵抗した怒りの歴史が、
韓国社会を変革させる土台だった。
그 분노가 최근 '반값등록금' 촛불집회로 이어지
면서 침묵하는 사회에 파장을 일으키고 있다.
その怒りが最近、「大学授業料50%引き下げ」(大統領選
公約)実現を求めるキャンドル集会へとつながり、沈黙する
社会に大きな波紋を呼び起こしている。
△「私は、くどい中年男が大好きです。
だって・・・、単純に素敵だから。うふふ」
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)