■바람난 가족 「浮気な家族」 2003年 〇〇---
(437)
2003年、170万(公式統計)を超える観客を動員した映画。かなり
エロくてどぎつい内容のブラックコメディ。
主人公は、そこそこ良心的に働く30代の弁護士。
しかし、家族や親族間のつながりは薄く、田舎の祖父は死後半年が
過ぎてやっと村人から発見される始末。
末期がんの父親は、相変わらず傍若無人で入院先の病院でも
鼻つまみ者。
母親は、そんな父親をしり目に、幼なじみの老人と浮気中で、
人生で初めてオルガズムを知ったと主人公夫婦に公言する奔放さ。
一方、実は主人公も、目下、性に奔放な若い女性と浮気中。
△主人公との営みの後、自慰する妻(映画より)
加えて、妻は、何と近所に住む、性欲旺盛な登校拒否中の高校
2年生の若者と仲良くなり、ついには、肉体関係まで持ち、彼の
子どもを身ごもる。
△高校生との浮気でオルガズムに達する妻(映画より)
崩壊して行く夫婦や家族を、乾いたタッチでコミカルに描いた
退廃的、かつ虚無的な映画だった。
「ヲタク」の趣向には全く合わない映画だったが、物語の展開には
そこそこ引き込まれてしまった。
■거룩한 계보 「偉大なる系譜」 2006年 〇〇〇--
(436)
2006年、170万(公式統計)を超える観客を動員した映画。
全羅道を舞台に、ある暴力組織に使い捨てられた幹部が、組織に
復讐を果たすまでの激闘を描いた、若干、メルヘンチックな
ノワール映画。
会話のほとんどが全羅道方言であった。
(終わり)
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韓国映画とオルガズム
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