Quantcast
Channel: 福岡発 コリアフリークなBlog
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4200

韓国映画とスケ番の純情

$
0
0

■피끓는 청춘  「僕らの青春白書」 2014年 〇〇〇--
(453)



2014年、160万(公式記録)を超える観客を動員した青春映画。


△女子高生グループの決闘(映画より)

1980年代の忠清南道洪城郡の同じ農業高校に通うスケ番と幼なじみの
男子高校生が主人公。


△チョンガク(小さな大根)キムチをボリボリ食べる主人公のスケ番(映画より)

スケ番は、子どもの頃、いろいろとやさしくしてくれた男への純な
恋心を抱いたまま高校生になっていたが、男は、そんな彼女をしり目に
軟派なプレイボーイへと変身を遂げ、彼女作りに忙しい。


△ソウルから転校してきた女子高生とデートする主人公の男(映画より)

ところが、ある事件を通じ、スケ番の純情に強く心を打たれた男は
改心する。

男は、自分の安全をネタにスケ番を苦しめた卑劣な男番長に捨て身の
戦いをいどみ、番長を道連れに鉄橋の上から川に飛び込み、男の
意地を見せる。


△番長を道連れに川に落ちる主人公(映画より)

その後、高校を退学したスケ番から励まされた男は必死に勉強し、
国立の畜産大学に合格する・・・。

やがて、社会人になった2人は、晴れて結ばれハッピーエンド。

なかなか見ごたえのある楽しい映画だった。


△スケ番役を演じたのはパク・ボヨン

ハッピーエンドの場合、同性の主人公に感情移入しやすいという
事情があるとは言え、いい年をして、スケ番役の女優のファンに
なってしまった自分が、少々情けない。



いずれにしろ、この映画は、語尾に「〇〇ギョ~」や「〇〇ユゥ~」が
くっ付く忠清道方言の魅力を「ヲタク」に教えてくれた初めての映画と
なった。


(終わり)

韓国情報 - 海外生活ブログ村     ← 応援のクリックをお願いします。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4200

Trending Articles