■피끓는 청춘 「僕らの青春白書」 2014年 〇〇〇--
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2014年、160万(公式記録)を超える観客を動員した青春映画。
△女子高生グループの決闘(映画より)
1980年代の忠清南道洪城郡の同じ農業高校に通うスケ番と幼なじみの
男子高校生が主人公。
△チョンガク(小さな大根)キムチをボリボリ食べる主人公のスケ番(映画より)
スケ番は、子どもの頃、いろいろとやさしくしてくれた男への純な
恋心を抱いたまま高校生になっていたが、男は、そんな彼女をしり目に
軟派なプレイボーイへと変身を遂げ、彼女作りに忙しい。
△ソウルから転校してきた女子高生とデートする主人公の男(映画より)
ところが、ある事件を通じ、スケ番の純情に強く心を打たれた男は
改心する。
男は、自分の安全をネタにスケ番を苦しめた卑劣な男番長に捨て身の
戦いをいどみ、番長を道連れに鉄橋の上から川に飛び込み、男の
意地を見せる。
△番長を道連れに川に落ちる主人公(映画より)
その後、高校を退学したスケ番から励まされた男は必死に勉強し、
国立の畜産大学に合格する・・・。
やがて、社会人になった2人は、晴れて結ばれハッピーエンド。
なかなか見ごたえのある楽しい映画だった。
△スケ番役を演じたのはパク・ボヨン
ハッピーエンドの場合、同性の主人公に感情移入しやすいという
事情があるとは言え、いい年をして、スケ番役の女優のファンに
なってしまった自分が、少々情けない。
いずれにしろ、この映画は、語尾に「〇〇ギョ~」や「〇〇ユゥ~」が
くっ付く忠清道方言の魅力を「ヲタク」に教えてくれた初めての映画と
なった。
(終わり)
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韓国映画とスケ番の純情
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