■그대를 사랑합니다 「拝啓、愛しています」 2011年 〇〇---
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2011年、160万を超える観客を動員した異色のラブロマンス。
ソウルの坂の町に暮らす2人の老人の恋物語を中心に、彼らの周囲に
生きる人々との交流と別れを暖かい視線で描いた映画。
△老人だって恋もすればデートもする(映画より)
ただし、廃紙回収をしながら生計を立てている老女は、無戸籍(福祉
サービスの埒外)で文字の読み書きが不自由な独居老人。
慶尚道方言を話す、主人公老人の友人は、痴ほう症にかかった妻を
介護しながら駐車場の管理人を務めるなど、登場人物らが直面する
現実は、実に深刻なものだった。
特に終盤、友人が、末期がんを宣告された認知症の妻と手をつないで
練炭自殺する場面は、あまりにも痛々しかった。
韓国社会の高齢化問題は、日本人の中高年「ヲタク」にとっても、
決して他人事とは思えなかった。
(終わり)
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韓国映画と老人の恋
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