Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4421

韓国映画とマッコリ作り

리틀 포레스트 「リトル・フォレスト」 2018年 〇〇〇--
(479)

Image may be NSFW.
Clik here to view.


2018年、150万を超える観客を動員した映画。

日本映画(および漫画)「リトル・フォレスト」のリメイク版だ。

Image may be NSFW.
Clik here to view.

△主人公の田舎の家、冬(映画より)

韓国版は、撮影こそ慶尚北道の山間地(軍威郡)で行われたが、
土地の老人たちを含め、登場人物は皆、標準語を話しており、全く
地域色のない映画になっている。

その分、ソウルで教員採用試験に落ちた後、田舎に戻って一人暮らしを
始めた主人公女性や周囲の人物たちに、誰もが感情移入しやすくなって
いるのかもしれない。

Image may be NSFW.
Clik here to view.

△主人公は、甘酒やマッコリの作り方も知っている(映画より)

若い女性が、いとも簡単に畑で野菜を作り、しごく当たり前のように
マッコリを作って飲む姿に、少なからず不自然さを感じたが、そうした
暮らしの術(すべ)の全てが、父親の死後も村に残り、一人娘を育て
あげた母親からの偉大な贈り物だったのだ。

Image may be NSFW.
Clik here to view.

△黄金色の田園を犬と一緒に駆け抜ける主人公(映画より)

美しい四季の移ろいの中で、彼女が、今は都会に出て家にいない
母親との暮らしを思い返しながら、幼なじみたちと交流する姿に、
「ヲタク」の気持ちも自然と寄り添って行った。

Image may be NSFW.
Clik here to view.

△主人公の田舎の家、秋(映画より)

四季に合わせ彼女が作る、まるで料理研究家のような手作り料理の
数々は、少なくとも「ヲタク」の目と耳を十二分に楽しませてくれた。

Image may be NSFW.
Clik here to view.

△干し柿と主人公(映画より)

映画は、再び始まる山村での母娘2人の暮らしや幼なじみとの恋を
予感させながら終わる。

自然に抱かれた暮らしの持つ豊かな可能性を、美しい映像とともに
実感させてくれる映画だった。

ノワール映画好きの「ヲタク」ではあるが、たまには、こういう
映画を見るのもいい。




(終わり)



Image may be NSFW.
Clik here to view.
韓国情報 - 海外生活ブログ村
 Image may be NSFW.
Clik here to view.
   ← 応援のクリックをお願いします。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4421

Trending Articles