■양아치 노와르 「(直)チンピラ・ノワール」 2018年 〇〇〇〇-
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2018年9月に公開されたモノクロのノワール映画。
弱小組織の下級幹部が主人公。
愛する女性が、大手建設会社理事(サディスティックなドラ息子)の
愛人が飲酒運転する車に轢かれ即死してしまう。実は、その建設
会社の会長(ドラ息子の父親)こそ、組織のスポンサーでもある。
主人公は、組織のボスの意向を無視し、罪の意識一つない傲慢な
愛人に報復するため、彼女を拉致する。
△罪を自覚した愛人への報復を断念した主人公(映画より)
しかし、拉致途中の事故で頭を強く打った愛人が記憶喪失に陥った
上に、性格まで変わってしまい、まるで純真な幼女のような人格に
なってしまう(戻ってしまう)。
元はと言えば、愛人もまた、親の借金のかたに、理事(ドラ息子)の
性的な玩具にされている被害者だったのだ。
△主人公と元愛人は結ばれる(映画より)
いつの間にか、主人公と愛人は深く愛し合うようになる。
しかし、2人の「幸せな」逃避行も、長くは続かない。
△愛人役として激しい濡れ場も披露した女優は、カク・チユ(映画より)
結局、主人公は、建設会社理事に殺されてしまうが、理事もまた、
全ての記憶を取り戻した元愛人(主人公の恋人)の手により
殺されしまう。
なかなか見ごたえのあるノワール映画だった。
(終わり)
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韓国映画の白黒ノワール
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