■서편제 「風の丘を越えて/西便制」 1993年 〇〇〇〇〇
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1993年、まだシネコンも普及していなかった時代、ソウルだけで
100万(公式統計)を超える観客を動員した伝説的名作。
解放前から朝鮮戦争後の時代を背景に、パンソリと言う伝統芸能を、
血のつながらない娘と息子に伝えた旅芸人の男の人生。
そして、芸と貧しさに絶望し、父と姉の元を去った弟。
帰ってこない弟を待ちながら、「恨(ハン)を超える」パンソリを
追求し続ける盲目の姉。
別れからおよそ10年後(1960年代)、家庭も持ち、漢方薬剤を扱う
問屋の従業員として働く弟が、仕事がてらに父と姉を捜し歩き、ついに
姉との再会を果す。
△再開した姉のパンソリに合わせ小太鼓を打つ弟(映画より)
今回、「ヲタク」は、この感動的名作を韓国映像資料院(한국영상
자료원/Korean Film Archive)がYouTube上に提供しているサイト、
「ハングル字幕のある映画」を通じて鑑賞した。
ハングル字幕があれば、韓国語の学習にもなれば、作品理解も
大いに深まる。
映画好きな韓国語学習者にお勧めしたいチャンネルである。
(終わり)
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ハングル字幕のある映画
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