■역도산 「力道山」 2004年 〇〇〇--
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2004年、130万(公式統計)を超える観客を動員した映画。
朝鮮出身の日本のプロレスラー、力道山の生涯を描いた人間ドラマだ。
過度な偶像化や民族主義的な飛躍もほとんどなく、戦後の日本で
日本人として一時代を築いた力道山の光と陰を描いている。
この映画では、ほぼ99%のセリフが日本語(ハングル字幕)で
表現されており、力道山が韓国語を使うシーンは2、3に限られて
いた。
それにしても、驚かされたのは力道山を演じた韓国の人気男優、
ソル・ギョングの日本語。
日本人声優が吹き替えしているのではないかと錯覚してしまう
くらい、自然な日本語だった。
ソル・ギョングの場合、私生活でも何らか、日本(日本語)との
関わりを持っていたのかもしれない。
(終わり)
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