長年にわたる釜山中華街(草梁洞)とのかかわりを通じて、「ヲタク」は
韓国語に加え、中国語とロシア語まで学ぶようになった。
現在、中国語とロシア語の実力は「中級」程度。
書き取り練習が欠かせないレベルである。
そこで、同じ書き取り練習をやるのならば、より効果的に、できれば
楽しくやってみたいと考え、「ヲタク」が目を向けたのがシャープペン。
関心を向けてみると、シャープペンの世界も、なかなか奥が深い。
たかがシャープペン、されどシャープペンである。
そういう「ヲタク」が、つい最近、木で出来た太軸のシャープペンに
出会った。
△木製ペンシルは韓国語でちょっとおしゃれに「우드샤프」
三菱鉛筆のピュアモルト(上記写真左)とパイロットのレグノ(同右)。
値段的にはどちらも800円前後とお手頃。
グリップを握った瞬間に指先に伝わってくる、しっとりとした感触は、
やはり木ならではのものである。
その心地よさは、握ったものにしかわからない。
考えてみれば、悠久の時間を森の中で木とともに生きてきたのが、
私たち人類の祖先だ。
現代人の「ヲタク」が、指先の感触を通じて木に快感を覚え、木に
癒されることがあったとしても、決して不思議な話ではない。
今後は、長年愛用してきたドクターグリップ(パイロット)に加え、
数種のシャープペンで気分転換をはかりつつ、さらに木にも癒され
ながら、一層、陰気に書き取り練習に励んでいきたいものである。
(終わり)
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私の木製太軸ペンシル
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