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韓国映画と福岡の新聞

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사바하  「娑婆訶(サバハ)」 2019年  〇〇〇--
(641)



2019年2月に公開され、230万を超える観客を動員したオカルト風
ミステリー。

主人公は、主にキリスト教系のカルト宗教団体を調査し、宗教を
隠れ蓑にした各種犯罪を告発する研究団体を主宰している男。


△大学でエセ宗教の社会的害悪を説く主人公(映画より)

ただ、この映画で男がかかわったカルト団体は、仏教系の団体。

悪魔的な能力を持つ不老不死の教祖が率いる団体で、彼らは教祖の
天敵になるとされる1999年韓国某地区生まれの女の子を、1人1人、
事故や失踪、自殺などを装い、殺害し続けている。

しかし、殺害者の手が、ある少女の身に迫った時、ついには、仏の
生まれ変わりのような少女が本性を現し、悪の教祖を滅ぼす。

ところで、悪の教祖を滅ぼした後、自らも昇天した少女の手には
指が6本あった。


△日本でも豊臣秀吉が6本指だったとの俗説がある(映画より)

これなど、多指症の人間に神秘的な力が宿っていると信じる
民間信仰の反映なのだろうか?

なかなかおもしろい映画であった。

なお、以下の記述は福岡県人(九州山口に縁のある人?)以外には、
どうでもいい情報になる。


△映画に登場した日本統治時代の新聞(映画より)

映画の中で、日本統治時代の新聞記事(架空)が登場するシーンが
あった。

おそらく、このシーンを見る福岡県人(九州山口に縁のある人)なら、
間違いなく特別の感慨がわくはずである。


△福岡県に住む「ヲタク」の職場で、現在、取っている新聞

なぜなら、この新聞社は、現代日本の福岡に実際に存在する
新聞社なのだから。

しかも、福岡県人(九州山口の縁者)なら、知らない人のいない
ほど著名な地域の大手紙である。




(終わり)



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