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韓国の女子高と同性愛

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소녀의 세계  「少女の世界」 2018年 〇〇〇〇〇
(664)



2018年に公開されたインディーズ映画。


△主人公のカメラはNikon(映画より)

主人公は女子高の写真部に所属するカメラ好きの高校1年生。

彼女がひょんなことから、演劇部の「ロミオとジュリエット」公演の
ジュリエット役に抜擢される。

そして、彼女がロミオ役の美しく凛々しい先輩と出会い、初恋をし、
失恋することを通じ、成長していく。


△先輩の心の中には別の人がいた(映画より)

それにしても、まさか、中高年男の「ヲタク」が、この手の少女漫画の
ような映画に本気で引き込まれてしまうことになろうとは…。

特に、主人公が、先輩の本当に好きな相手が自分ではないことに
気づいた後の物語の展開には、すっかり感情移入してしまった。


△葛藤を乗り越え、愛を誓い合う2人の先輩(映画より)

公演当日、ジュリエット役として、主人公ではなく、先輩が本当に
好きな人(演出担当の先輩)が登場したサプライズシーンには、
素直に驚かされたし、爽やかなカタルシスまで感じさせられた。

演出担当の先輩にとってその行為は、自らの内面の葛藤を乗り越え、
同性愛に向けられる世間の偏見に立ち向かう決意を込めた、一種の
カミングアウトでもあったのだ。

同性愛も愛であることに変りはない。

この映画を通じて、「ヲタク」は、あらためてそのことを学んだ
気がする。



(終わり)

 

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