■우리는 형제입니다 「僕たちは兄弟です」 2014年 〇〇〇〇-
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2014年に公開され、97万を超える観客を動員した映画。
慶尚道方言の飛び交う、コメディタッチのヒューマンドラマ。
幼いころ、釜山とアメリカに離れ離れになった孤児院育ちの2人の
兄弟が主人公。
養子としてアメリカに渡った兄は、養子先で虐待に会い、アメリカ
でも孤児院生活を送った。やがて、コリアタウンの裏組織のメンバーと
なった彼は、心ならずも1人の黒人を手にかけてしまい、数年間の
懲役生活を送る。悔い改めた彼は、現在、被害者の子を養子として
引き取り、白人の妻と3人で暮らしながら、牧師をしている。
一方の弟は、兄が去った後、兄と母親を探すため孤児院から逃げ出す。
その後、浮浪児生活をしていたところを1人の道士(男性霊能師)に
拾われ、長じて本人も道士になった。現在は、探し出した母親と
2人で、本人が道士を務める釜山の寺院で暮らしている。ただし、
母親は認知症が進行中。
△テレビ番組で感動の再会を果たした2人(映画より)
その兄弟が、ソウルのテレビ局の再会番組で30年ぶりに劇的再会を
果たす。
しかし、その場に同席するはずだった母親が、突然、徘徊をはじめ、
テレビ局から行方不明になってしまう。
2人は、いっしょに母親を探す道中、衝突を繰り返しながら、相手に
対する誤解や不信を解き、兄弟としての強い絆を回復して行く。
最後は、2人が母親を見つけ出し、ハッピーエンド。
笑いあり涙ありの、見ごたえのある映画であった。
(終わり)
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韓国映画と牧師と道士
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