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韓国映画とスパイねつ造

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자백  「自白」 2016年 〇〇〇〇-
(754)



2016年に公開された社会派のドキュメンタリー映画。


△取り調べで虚偽の自白を強要されるも、人権派弁護士らの助力で無罪を勝ち取った脱北者(映画より)

脱北者らを標的にした保守政権のスパイねつ造事件と在日韓国人
留学生らを標的にした1970年代のスパイねつ造事件を対比させ
ながら、政権と情報機関、検察、裁判所、さらには大手メディアの
結託による権力犯罪を、鋭く批判した作品。


△ソウル大留学時代にスパイにでっち上げられ、精神を病んだ在日韓国人被害者(映画より)

この作品を見ると、現在の国家情報院が、過去のKCIAの悪しき
体質をそのまま引き継いでいることが、よくわかる。


△再審請求には同意したが、韓国には行きたくないと語る犠牲者(映画より)

現ムン政権(人権派政権)の5年間で、はたして情報機関が、
安保意識の高揚や保守政権維持を目的とする各種の犯罪的政治
工作から、完全に手を切ることができるのだろうか?

「ヲタク」としても、注視していきたいものである。


(終わり)


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