△「ヲタク」が入った店は一番手前の店
2019年夏のプサン訪問では、甘川文化マウルを見物した後、
甘川港に下り、一軒のロシア料理店で食事した。
甘川港は、日本海におけるロシア漁船の一大拠点。
△店内は禁煙だった
「ヲタク」の入った店は、ロシア人船員用の食堂らしく、
店の主人も店員も、全く韓国語ができなかった。
「ヲタク」のつたないロシア語で何とか理解しあえたのは、店に
ボルシチはなく、ペリメニならある、ということだった。
「ヲタク」はペリメニのスープを頼んだ。
ロシア風餃子スープのような料理で、なかなかの美味だった。
それにしても、あらためて感じるのは、中国文化の偉大さである。
中国文化との接触を通じ、日本ではラーメンが生まれ、韓国では
チャジャンミョン(ジャージャー麺)という国民食が生まれた。
そして、ロシアでは、ペリメニという国民食が生まれた。
食事代は、スープとビール1杯で「ジェーシチ(1万ウォン)」だった。
(終わり)
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プサンでロシア風餃子
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