■웨딩드레스 「ウェディングドレス」 2010年 〇〇〇〇-
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2010年に公開された家族ドラマ。病魔に侵された母と少女の、
悲しすぎる別れを描いたドラマだ。
この手の映画があまり好きではない「ヲタク」は、かなり、
冷めた目でこの映画を見始めたのだが・・・。
正直に書けば、複数回、泣かされてしまった。
これには、「ヲタク」も驚いた。
△病院で妹が末期がんの宣告を受けた帰り、涙で車が運転できなくなった兄(映画より)
母娘(おやこ)の演技がそれくらい真に迫っていたからなのか?
あるいは、主人公の親代わりでもある50がらみの兄に、完全に
感情移入してしまったからなのだろうか?
いずれにしろ、楽しいことばかりではない平凡な生活でも、
普通に明日が迎えられることのありがたさを、しみじみ感じ
させてくれた映画だった。
なお、この映画では、例によって物語の本筋とは全く無関係な
部分で、興味深いシーンに出くわした。
ウェディングドレスのデザイナーをしていた主人公が、会社の
女社長(「オンニ<姉さん>」と呼ぶ関係)に彼女の好きな
「보신탕」(犬鍋)をごちそうする場面だ。
△オンニ(女社長)の人には言えない大好物が犬鍋(映画より)
「ヲタク」が映画の中で犬鍋料理を見るのは、おそらくこれが
初めてだった。
(終わり)
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韓国映画と涙と犬鍋
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