■맞짱 「タイマン」 2018年 〇〇〇--
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2007年に完成し、2018年に公開されたノワール映画。
実の兄弟でありながら、両親の離婚により、ソウルと
木浦で別々に成長した2人の男が主人公。
兄はソウルで木浦派組織の幹部となり、弟は木浦で
地元組織の有能な用心棒となる。
その2人が、木浦を舞台に、木浦の利権を狙う
光州派との抗争の中で、お互いに兄弟であることを
知り、兄弟の絆を回復する。
しかし、激しい抗争の中で、兄は、命を狙われた
弟を救うため、自分の命を投げ出した。
△幼い頃、母にもらったペンダントが兄弟のしるし(映画より)
なかなか切ない結末の映画であった。
ところで、この映画は、全羅道方言に関心のある
人には、持って来いの作品だろう。
映画の主要な舞台が木浦なので、自然、全羅道方言が
たくさん登場(会話全体の7割くらい?)していた。
내 팔자가 정말 더러운 팔자랑께.
ワイは、つくづく、しょうもない運命をしょった男やで。
(劇中、兄のセリフより)
이 꽃 이쁘지라.
この花、きれいやねん。
(劇中、兄の恋人のセリフより)
慶尚道方言なら無条件に九州方言に訳すくせのある
「ヲタク」(福岡生まれでプサン贔屓)だが、全羅道
方言については、ついつい関西方言(もどき)に
訳してみたくなる。
(終わり)
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韓国映画と全羅道方言
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