■행동하는 양심 김대중 「行動する良心 金大中」 2019年
(912) 〇〇〇〇〇
金大中元大統領の没後10年を迎えた2019年、
氏の功績を偲び、称えるために制作された
ドキュメンタリー作品。
△軍事独裁政権に抗(あらが)い続けた不屈の精神
5度に及ぶ命の危機に見舞われ、謎の交通事故では
片足に障害を抱えた。独裁政権の僕(しもべ)と
化した司法エリートたちは氏を守るどころか、逆に
死刑囚の烙印を押した。6年半に及んだ刑務所生活に
加え、自宅軟禁や亡命生活が続く。
全ては氏が、真っ向から軍事独裁政権に抗い、
民主主義を追い求めた結果であった。
しかし、闇が深ければ深いほど光は輝きを増す。
やがて氏は大統領となり、氏の放つ光は韓国を
照らすことになった。
△大統領就任演説を行う氏
生活保護制度や障がい者福祉の基礎を整える
一方、IT産業の育成や文化事業を積極的に
推し進め、民主国家としての韓国が進むべき
未来像を明確に提示した。
さらに、日本の大衆文化の開放に踏み切るなど、
日本との対等な関係作りに向けても、画期的な
一歩を踏み出した。
この作品を見ながら、あらためて、氏の偉大さに
感服させられた。
(終わり)
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金大中没後10年と映画
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