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韓国映画とツンデレの件

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사랑하고 있습니까?  「愛していますか?」 〇〇〇--
(1046)



2020年に公開された恋愛ファンタジー。

ある日の夜、閉店したカフェーにみすぼらしい身なりの
老婆が雨宿りに来た。


△主演女優はキム・ソウン(映画より)

老婆は、優しくしてくれた主人公のパティシエに
「愛していますか?」という題名の本と、「この本が
あなたを助けてくれる」と書き残したメモを置いて
姿を消す。


△日本へのパティシエ留学を誘われる主人公(映画より)

本に書かれていた予言的なアドバイスに導かれ、主人公は
店長であるバリスタ青年と恋に落ちて行く。

見る者を優しい気持ちにしてくれる、ハッピーエンドの
恋愛映画だった。

ところで、この映画で最も強く「ヲタク」の印象に
残ったのが、シーンではなく、劇中に登場した
츤데레(チュンデレ)」なる、日本語由来の外来語。


△ネイバー辞典より

店長のバリスタ青年が当初、主人公に取っていた
「二面的な態度」について友人が使った表現だが、
「ヲタク」自身、その言葉を耳にして、非常に驚いて
しまった。

「ヲタク」は、そんな外来語が、韓国の若者の間で
使われていることを全く知らなかったのだ。

それにしても、日本語の俗語表現である「ツンデレ」が
そのまま現地化し(「チュンデレ」)、外来語として
使われている国が、本当に存在しているなんて。

しかも、日本の九州からなら、目と鼻の先に。

日ごろから、何かとぎくしゃくすることの多い日韓
関係ではあるが、こうした事実を知る日本人が増えて
行けば、日本社会の韓国認識にも、もう少し余裕と幅が
生まれてくるに違いない。

「ヲタク」が見るに、韓国という国は、日本に対して
かなり極端な「ツンデレ」である。



(終わり)


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