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韓国映画で樹木葬

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이장 「改葬」 〇〇〇〇-
(1088)



2020年に公開されたインディーズ系の社会派家族
ドラマ。


△5人兄弟のリーダーは長女(映画より)

主人公はソウルに住む女4人男1人の5人兄弟。男は
下から2番目の年だが、長男。


△映画のワンシーン▼仁川三木港から長峰島に渡るフェリー(カカオマップより)


その5人兄弟が、市民公園造成の影響で移転を
迫られた亡父の墓を改葬するため、久しぶりに
全員そろって亡父の故郷(インチョン市長峰島)を
訪れる。


△市民公園になる墓地(映画より)

そして、子どものいないクナボジ(亡父の兄)夫婦と
ともに、亡父の改葬を成し遂げるまでのドタバタ劇が
展開される。

この映画では、特に滑稽なまでに弟(長男)を立てる
クナボジの言動を通じ、韓国の伝統的家父長制、
あるいは男尊女卑の風習の理不尽さが浮き彫りになる。


△移転前の亡父の墓地(映画より)

しかし、結局はクナボジも、長女を中心に姉妹が
考えていた改葬プランを受け入れ、市が掘り起こした
遺骨を火葬した後、遺灰を樹木葬(※近年、韓国で
広がりつつある葬儀方法、墓地
。個人木、夫婦木、
家族木などがある。)で弔(とむら)った。


△姉妹が選んだ亡父の改葬先は樹木葬(映画より)

いろいろな意味で勉強になる、なかなか見ごたえの
ある映画だった。



(終わり)


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