■나는 고양이로소이다 「吾輩は猫である」 〇〇〇〇-
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2017年に公開されたインディーズ系のドキュメンタリー。
地域猫と人間の共生を願う立場から、韓国と日本、
台湾の猫事情を取材したドキュメンタリー作品だ。
△台湾のホウトン駅周辺にある「猫村」の紹介<映画より>
特に、TNR(地域猫の避妊手術)などを通じて、
地域猫と人間の共生をめざし活動している、日台の
ボランティアたちの取組の紹介に、多くの時間が
割かれていた。
△相島は江戸時代、朝鮮通信使が寄港する島でもあった<映画より>
福岡在住の「ヲタク」の立場からすれば、福岡県
新宮町の相島(あいのしま)が紹介された場面(約8分)
には、特に心が和んだ。(※福岡県民も混同する、同じく
「ネコの島」である北九州市の藍島/あいのしまとは
全く別の島。)
△ハングルも併記された相島の看板<映画より>
ただし、この映画は単純な地域猫礼賛の作品でも
なかった。
△相島の地域猫<映画より>
最終的には地域猫(野良猫)のいない世界、つまり、
大切に飼われた家猫と人間の共生を目指している、
と語る日本のボランティアの声も紹介されていた。
△相島の地域猫<映画より>
実際、韓国のみならず日本でも、基本的に地域猫の
生活は過酷なものである。
総じて、なかなか見ごたえのあるドキュメンタリー
作品であった。
(終わり)
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韓日台の野良猫事情
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