■돌멩이 「石ころ」 〇〇〇〇-
(1240)
2020年に公開されたインディーズ系のドラマ。
2018年の釜山国際映画祭で高い評価を得た作品だ。
主人公は慶尚道の田舎町で親から受け継いだ精米所を
営みながら1人暮らしをしている青年。簡単な計算は
できるが、知能は幼児レベルの知的障がい者。
カトリック信者で洗礼名はミカエル。
△青年の趣味は石ころで水切りをすること<映画より>
その彼が、ソウルから父親を探しに家出してきた
中学生の少女と出会い、彼女の父親捜しを手伝い
始める。
●物語の舞台は慶尚道だがロケ地は全羅北道完州郡▲映画より▼カカオ地図より
いつしか2人の間には友情が芽生えて行く。
そんなある雨の日、少女が精米所の中で感電してしまい、
意識不明の重態に陥る。そして、青年が彼女を助け
ようと介抱していたところに駆けつけた村人の証言に
より、青年は強姦未遂の容疑で逮捕されてしまう。
裁判では青年に責任能力がないとして釈放されるが、
村人たちは性犯罪者の青年を忌み嫌い、冷たく迫害し
始める。
もはや、あれほど好きだった教会にも唐揚げ屋にも
行けなくなってしまった。
補償金を用意するために土地を売り、ついには
精米所も取り壊されてしまうことに。
△青年の心のよりどころはカトリック教会だったが・・・<映画より>
彼の無実を信じる神父は、教会の中で孤立を深めて
行くしかなかった。
ラストシーンでは、全く救いのない世界から逃れる
ように、青年は魚を追って池の奥へ奥へと入っていく。
青年が肩まで池の水に浸かったところで映画は終わる。
あのまま青年が死んでしまうとは決して思いたくない。
あまりにも切なすぎる映画の幕切れだった。
「ヲタク」は、何とか青年が命をつなぎ、少女の記憶が
きれいに戻り、青年の無実が証明されることを強く祈り
ながら映画を見終えるしかなかった。
(終わり)
(1240)
2020年に公開されたインディーズ系のドラマ。
2018年の釜山国際映画祭で高い評価を得た作品だ。
主人公は慶尚道の田舎町で親から受け継いだ精米所を
営みながら1人暮らしをしている青年。簡単な計算は
できるが、知能は幼児レベルの知的障がい者。
カトリック信者で洗礼名はミカエル。
△青年の趣味は石ころで水切りをすること<映画より>
その彼が、ソウルから父親を探しに家出してきた
中学生の少女と出会い、彼女の父親捜しを手伝い
始める。
●物語の舞台は慶尚道だがロケ地は全羅北道完州郡▲映画より▼カカオ地図より
いつしか2人の間には友情が芽生えて行く。
そんなある雨の日、少女が精米所の中で感電してしまい、
意識不明の重態に陥る。そして、青年が彼女を助け
ようと介抱していたところに駆けつけた村人の証言に
より、青年は強姦未遂の容疑で逮捕されてしまう。
裁判では青年に責任能力がないとして釈放されるが、
村人たちは性犯罪者の青年を忌み嫌い、冷たく迫害し
始める。
もはや、あれほど好きだった教会にも唐揚げ屋にも
行けなくなってしまった。
補償金を用意するために土地を売り、ついには
精米所も取り壊されてしまうことに。
△青年の心のよりどころはカトリック教会だったが・・・<映画より>
彼の無実を信じる神父は、教会の中で孤立を深めて
行くしかなかった。
ラストシーンでは、全く救いのない世界から逃れる
ように、青年は魚を追って池の奥へ奥へと入っていく。
青年が肩まで池の水に浸かったところで映画は終わる。
あのまま青年が死んでしまうとは決して思いたくない。
あまりにも切なすぎる映画の幕切れだった。
「ヲタク」は、何とか青年が命をつなぎ、少女の記憶が
きれいに戻り、青年の無実が証明されることを強く祈り
ながら映画を見終えるしかなかった。
(終わり)