■7월7일 「7月7日」 〇〇〇--
(1242)
2020年に公開されたインディーズ系の青春ドラマ。
インチョン(仁川)を舞台に、大学卒業後も定職に
つかず映画監督になる夢を追っていた青年が主人公。
その青年が、夢に区切りをつけ、彼女や家族の
ために就職しようと決心した矢先、街の不良たちに
暴行され、命を落としてしまう。
7月7日は彼の命日。
△仁川大橋<映画より>
映画では彼の命日前後数年間のエピソードが、
まるでパズルのピースのように時系列を無視して
バラバラに展開される。
そういう意味で分かりにくい面もあったが、総じて
なかなか見ごたえのある青春ドラマだった。
この映画で印象に残ったのは、映画研究会での
主人公の活躍を取り上げた昔の新聞(雑誌)の切り抜き。
△映画研究会の壁に掛けてあった昔の記事<映画より>
そこには、彼が日本の映画監督スズキセイジュン
(鈴木清順)を尊敬していることが書かれていた。
△我ながらあまりにも細かすぎる韓国映画観察である<映画より>
正直、日本人「ヲタク」も知らない映画監督だった。
どうやら、韓国の映画界には日本映画に敬意や親近感を
抱いている人々が一定存在している、と見てよさそうだ。
(終わり)
(1242)
2020年に公開されたインディーズ系の青春ドラマ。
インチョン(仁川)を舞台に、大学卒業後も定職に
つかず映画監督になる夢を追っていた青年が主人公。
その青年が、夢に区切りをつけ、彼女や家族の
ために就職しようと決心した矢先、街の不良たちに
暴行され、命を落としてしまう。
7月7日は彼の命日。
△仁川大橋<映画より>
映画では彼の命日前後数年間のエピソードが、
まるでパズルのピースのように時系列を無視して
バラバラに展開される。
そういう意味で分かりにくい面もあったが、総じて
なかなか見ごたえのある青春ドラマだった。
この映画で印象に残ったのは、映画研究会での
主人公の活躍を取り上げた昔の新聞(雑誌)の切り抜き。
△映画研究会の壁に掛けてあった昔の記事<映画より>
そこには、彼が日本の映画監督スズキセイジュン
(鈴木清順)を尊敬していることが書かれていた。
△我ながらあまりにも細かすぎる韓国映画観察である<映画より>
正直、日本人「ヲタク」も知らない映画監督だった。
どうやら、韓国の映画界には日本映画に敬意や親近感を
抱いている人々が一定存在している、と見てよさそうだ。
(終わり)