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Channel: 福岡発 コリアフリークなBlog
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韓映画と2種類の住所

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   「The Call」  〇〇---
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2020年に公開された異色のサイコスリラー。

母親の入院で空き家になった実家(全羅南道)に
戻ったアラサーの女性が、家の固定電話を通じ、
20年前を生きるサイコパス女性と時間を超越した
戦いを繰り広げる。

一旦は戦いに勝利したかに見えたが、最後のどんでん
返しで戦いにまだ決着がついていないことが明らかに
なる。

「ヲタク」の趣向には合わない映画だったが、印象に
残るシーンがあるにはあった。

ここでは2つだけ紹介しておく。

1つは実家に届いた電気料金の支払いを督促する封書。

実家の住所が2種類で表記されてあった。



上は新式の道路名住所(アメリカ式)で、下が旧来の
番地名住所(日本式)。住所をめぐる現代韓国社会の
実情の一端が見て取れる。



もう一つが墓地。



エンドロールの紹介によれば、撮影地は城南市の
「プンダン(盆唐)メモリアルパーク」。



経済的に余裕のある都市住民たちの終(つい)の
棲家だ。


(終わり)

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