■담쟁이 「ツタ」 〇〇〇〇-
(1298)
2020年に公開された異色のヒューマンドラマ。
主役は私立の女子高で国語の教師(期限付き任用)を
している40がらみの女性。彼女は同性愛者で、現在、
元教え子の恋人と2人で暮らしている。
そんな2人に突然の不幸が襲い掛かる。
女性の運転する車が事故に遭い、同乗していた
シングルマザーの姉が命を落とした。何とか命を
取り留めた女性は、下半身に麻痺の残る重傷を
負った。
リハビリのために長期入院が必要になった彼女。
それに1人残された恋人と養護施設に入った姪。
いつの日か3人でいっしょに幸せに暮らせる日が
来ることを信じながら、3人の新しい生活が始まる。
なかなか見ごたえのある映画だった。
△授業をする主人公<映画より>
この映画で特に印象に残ったのは、およそ10年前、
まだ恋人が高校生だった頃の授業のシーン。
△ホワイトボードには「ツタ」の詩<映画より>
主人公の女性は、ト・ジョンファンの詩「담쟁이(ツタ)」を
題材に授業していた。
저것은 벽
어쩔 수 없는 벽이라고 우리가 느낄 때
그때
담쟁이는 말없이 그 벽을 오른다
물 한 방울 없고 씨앗 한 톨 살아남을 수 없는
저적은 절망의 벽이라고 말할 때
담쟁이는 서두르지 않고 앞으로 나아간다
한 뼘이라도 꼭 여럿이 함께 손을 잡고 올라간다
푸르게 절망을 다 덮을 때까지
바로 그 절망을 잡고 놓지 않는다
저것은 넘을 수 없는 벽이라고 고개를 떨구고 있을 때
담쟁이 잎 하나는 담쟁이 잎 수천 개를 이끌고
결국 그 벽을 넘는다
水も土もない壁を這い上がり、いつしか緑の葉で
壁を覆いつくし、壁を乗り越えて行くツタを、絶望を
乗り越える希望と意志の象徴としてうたった短い詩だ。
それは、そのままこの映画のテーマとも重なって
いた。
(終わり)
(1298)
2020年に公開された異色のヒューマンドラマ。
主役は私立の女子高で国語の教師(期限付き任用)を
している40がらみの女性。彼女は同性愛者で、現在、
元教え子の恋人と2人で暮らしている。
そんな2人に突然の不幸が襲い掛かる。
女性の運転する車が事故に遭い、同乗していた
シングルマザーの姉が命を落とした。何とか命を
取り留めた女性は、下半身に麻痺の残る重傷を
負った。
リハビリのために長期入院が必要になった彼女。
それに1人残された恋人と養護施設に入った姪。
いつの日か3人でいっしょに幸せに暮らせる日が
来ることを信じながら、3人の新しい生活が始まる。
なかなか見ごたえのある映画だった。
△授業をする主人公<映画より>
この映画で特に印象に残ったのは、およそ10年前、
まだ恋人が高校生だった頃の授業のシーン。
△ホワイトボードには「ツタ」の詩<映画より>
主人公の女性は、ト・ジョンファンの詩「담쟁이(ツタ)」を
題材に授業していた。
저것은 벽
어쩔 수 없는 벽이라고 우리가 느낄 때
그때
담쟁이는 말없이 그 벽을 오른다
물 한 방울 없고 씨앗 한 톨 살아남을 수 없는
저적은 절망의 벽이라고 말할 때
담쟁이는 서두르지 않고 앞으로 나아간다
한 뼘이라도 꼭 여럿이 함께 손을 잡고 올라간다
푸르게 절망을 다 덮을 때까지
바로 그 절망을 잡고 놓지 않는다
저것은 넘을 수 없는 벽이라고 고개를 떨구고 있을 때
담쟁이 잎 하나는 담쟁이 잎 수천 개를 이끌고
결국 그 벽을 넘는다
水も土もない壁を這い上がり、いつしか緑の葉で
壁を覆いつくし、壁を乗り越えて行くツタを、絶望を
乗り越える希望と意志の象徴としてうたった短い詩だ。
それは、そのままこの映画のテーマとも重なって
いた。
(終わり)