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Channel: 福岡発 コリアフリークなBlog
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目玉焼きとチャジャン麺

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先日、例によってプサンを主要舞台にしたサスペンス
映画「極秘捜査」(鑑賞番号19)を再鑑賞した。

この映画にも「ヲタク」の期待通り、チャジャン麺
(韓国式ジャージャー麺)が複数回、登場した。


△プサンの臨時捜査本部でチャジャン麺を食べるプサンの怠慢刑事たち

中でも、いい勉強になったのは、チャジャン麺にも
地域差が存在することを知ったこと。


△ソウルの臨時捜査本部で中華の出前を取ったプサンの怠慢刑事ら

具体的に言えば、同じ韓国内であっても、プサンと
ソウルでは、カンチャジャン(チャジャンソースに
一手間加えた料理で、通常、麺とソースが別々に
提供されるチャジャン麺)に少し違いがある、と
いう話だ。


△ソウルのカンチャジャン(ソースと麺が別々になったチャジャン麺)

では、一体、どういう違いがあるというのか?


△カンチャジャンに目玉焼きがない、と配達夫を責めるプサンの怠慢刑事

それは、誘拐事件の捜査のためにプサンから上京した
刑事の1人が出前の配達夫に激しい口調で食ってかかった
ように、プサンのカンチャジャンにはついている目玉焼き
(계란 후라이)が、ソウルのカンチャジャンにはついて
いない、という違いだ。

この事実は、ネット(naver)の画像検索を通じても、
そうした傾向がはっきり確認できる。
(※「간짜장 맛집」画像、プサンソウルの違い)


△警備員に変装した主人公警官に仕事を頼まれる配達夫

なお、目玉焼きの件でプサンの刑事を怒らせた配達夫は
(件の刑事に「目玉焼き」というあだ名をつけただけでは
なく)、別行動を取る、同じくプサンの警官(元刑事)
である主人公の捜査に協力するなど、無視できない
役割を演じた。


(終わり)

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