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Channel: 福岡発 コリアフリークなBlog
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いじめとチャジャン麺

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ブログ主が個人的な「チャジャン麺週間」の第4作目に選んだ
映画は、「優しい嘘」(鑑賞番号458)。

いじめ問題をテーマにした社会派ドラマだ。


△チャジャン麺の食べ方までいじめのダシにされ、自死に追い込まれた被害者

この映画では、いじめの加害者が町中華の娘だった。


△加害者の親が経営する中華料理店を訪れた被害者の母と姉

さらに、いじめにより自死した被害者の遺族(母と姉)が、
事件後、加害者の母親(1人親)が経営する町中華の向かいの
アパートに引っ越した。


△加害者の親の店で、被害者の母と姉はチャジャン麺と酢豚を注文

加害者や加害者の親に、事件のことを忘れさせないために
とった、当てつけの行動だった。

そうした背景から、この映画には、チャジャン麺が登場しない
わけにはいかない事情があった。


△加害者の親の店でチャジャン麺を食べる被害者の母と姉

被害者の遺族にとって、奪われた娘の命は、加害者の
謝罪により終わりにされ、忘れられてしまっていいような、
そんな軽いものでは決してなかった。


△加害者の母親の店を1人で訪れ、チャジャン麺を食べる被害者の母

被害者の母親は、加害者の母親に対して、むしろ「謝罪は
しないでほしい」とさえ言った。


△チャジャン麺を食べながら対話する被害者と加害者の母親

「韓国の国民食」とも呼ばれるチャジャン麺であるとは言え、
何ともシリアスなシーンに登場させられたものである。

加害者の高校生は、いたたまれなくなり、出前の食器を
こっそり街で回収しては捨てることで店の営業を妨害し、
親に引っ越しをさせようと画策する始末。


△親の店の出前用の食器を街で回収しては捨てる高校生

被害者の姉が、加害者の高校生に語ったように、被害者遺族と
加害者が事件を忘れずに、ともに人間らしく生きていける
明日がやってくることを祈る他ない。


(終わり)

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