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釜山方言でチャジャン麺

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바람 「風」 〇〇---
(1574)

  

2009年に公開された学園ドラマ。プサンの男子商業高校を
舞台に、校内の非公認(不良)グループ「モンスター」に
加入した主人公少年の痛みを伴った成長記。

上下関係や規律に厳しいグループを通じて成長する少年たちの
姿を、温かい視線で描いた映画だ。

ブログ主が「チャジャン麺週間」の第8作目に選んだ未見の
映画でもあった。


△映画のオープニングシーン

この映画では、映画のオープニングから、いきなりチャジャン麺が
登場し、ブログ主を面食らわせた。


△ソースが真っ黒のチャジャン麺

プサン・ソミョン(西面)の中華料理店で、主人公少年ら
1年生のグループ加入を歓迎し開かれた食事会のシーンだった。


△食事会は、「モンスター」の新入メンバー歓迎会だった

主人公が属したグループは、通常の体育会系サークルの
ようでもあり、成人暴力組織のひよこ版のようでもあった。

タバコを吸ったりお酒を飲んだりはするが、彼らの活動の
中心は、高校生同士の揉め事の仲裁や仲間内での助け合いに
あった。決して、級友からお金を脅し取ったり、弱い者いじめを
するような卑怯なマネはしない。


△チャジャン麺を完食後、からになった食器

高校卒業後、本職の暴力組織に加わる者もいない。

主人公も、高校卒業後、普通にソウルの大学に入学し、大人
への成長の歩みを続けて行った。

この映画が、一昔前の韓国の高校生の実態をどれほど正確に
描いているのかは知らないが、物語の展開が地味なわりには、
けっこう引き込まれてしまった。



(終わり)

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