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韓国映画と格差社会

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방울토마토  「ミニトマト」 〇〇〇〇〇
(1681)



2008年に公開された悲劇的な家族ドラマ。格差社会を風刺した
告発型映画として見ることもできる。


△少女役のキム・ヒャンギは、現在も個性派女優として活躍中

1人の貧しい祖父が孫娘を思う深い愛情と、1人の貧しい青年が
傲慢な富豪に向ける屈折した復讐心とが交差することによって、
何の罪もない1人の少女(孫娘)の大切な命が奪われていく。

ブログ主は、この愛くるしい少女の一見、不運で無意味な死を、
格差社会が必然的に生み出す数多(あまた)の不条理の象徴と見た。

格差社会は、決して構成員を幸せにはしないのだ。

考えさせられることや感じさせられることの多い、非常に
見ごたえのある映画だったと言える。


(終わり)

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