■통증 「痛み」 〇〇---
(1702)
2011年に公開された悲恋の物語。GYAOにて鑑賞。
血友病の女性と事故の後遺症で痛覚や味覚などの神経を失った
青年が出会い、繰り広げる切なくも悲しい恋の物語。
この映画では、映画の本筋とは全く無関係ながら、日本語字幕の
翻訳に強いひっかかりを感じるシーンがあった。
主人公女性が、足をしっかり地につけた落ち着いた生活とは
ほど遠い自分の不安定な生活を「つま先立ちで生きている」と
表現した部分だ。
GYAO配信版の字幕では、このシーンが「私は宙に浮いてるの」と
なっていた。
たしかに、現状、ホームレスに近い彼女の生活ぶりを「浮き草の
ような生活」と見ることもできるので、GYAO配信版の字幕を
全くの誤訳と見なすことはできないのかもしれない。
結局、行きつくところは、翻訳者個々の言語センスの問題、と言った
ところか。
ついつい字幕の翻訳にこだわってしまい、陰気な思索にふけった
ブログ主であった。
(終わり)
(1702)
2011年に公開された悲恋の物語。GYAOにて鑑賞。
血友病の女性と事故の後遺症で痛覚や味覚などの神経を失った
青年が出会い、繰り広げる切なくも悲しい恋の物語。
この映画では、映画の本筋とは全く無関係ながら、日本語字幕の
翻訳に強いひっかかりを感じるシーンがあった。
主人公女性が、足をしっかり地につけた落ち着いた生活とは
ほど遠い自分の不安定な生活を「つま先立ちで生きている」と
表現した部分だ。
GYAO配信版の字幕では、このシーンが「私は宙に浮いてるの」と
なっていた。
たしかに、現状、ホームレスに近い彼女の生活ぶりを「浮き草の
ような生活」と見ることもできるので、GYAO配信版の字幕を
全くの誤訳と見なすことはできないのかもしれない。
結局、行きつくところは、翻訳者個々の言語センスの問題、と言った
ところか。
ついつい字幕の翻訳にこだわってしまい、陰気な思索にふけった
ブログ主であった。
(終わり)