Quantcast
Channel: 福岡発 コリアフリークなBlog
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4200

ライバルはラーメン

$
0
0
카운트   「カウント」 〇〇〇〇-
(1834)



2023年に公開されたヒューマンなスポーツ映画。実在の人物をモデルに
創作された作品。

主人公は1988年のソウルオリンピック、ボクシング競技で金メダルを
獲得しながらも、不公正判定疑惑で自国世論からも「韓国の恥」と
叩かれ、失意のうちにボクシング界を去った青年。

青年は、不公正な判定が敗者だけではなく勝者の人生にも深い傷を
負わせることを身に染みて知ることになった。


△主人公は慶尚道方言を話していた(日本語訳は北九州弁に)

それでもボクシングを愛してやまない青年は、母校の高校(映画では
慶尚南道鎮海)のボクシング部の指導者としてボクシング界に復帰する。
そして、献身的に部員たちを鍛えるとともに、信用が地に落ちた韓国
ボクシング界の立て直しにも邁進し、自身とボクシングの名誉を回復
していく。

たとえダウンしても、カウントが10数えられる前なら、立ち上って
再び闘うことが許されているのがボクシング。

見ごたえのある、なかなかいい映画だった。


△店名は「慶和飯店」

この映画では、主人公の指導の下、後に全国大会で優勝することに
なる1人の部員が中華料理店で配達のアルバイトをしていたこともあり、
ブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)が、一度
だけ(関連のセリフを含めれば2度)画面に登場した。


△黒っぽい麺からチャジャン麺であることがわかる

実際のところ、この映画ではインスタントラーメンやチャンポンより
ずっと小さな扱いだったが、それでも、さりげなく登場するところは、
さすがのチャジャン麺である。


△韓国映画の中で、即席ラーメンはチャジャン麺の最大のライバル

たかがチャジャン麺、されどチャジャン麺。



韓国映画の中にチャジャン麺の姿を追うブログ主の旅は、まだまだ
続くのである。



(終わり)

Viewing all articles
Browse latest Browse all 4200

Trending Articles