教科書にのった韓神父

■부활   「復活」　〇〇〇〇－
（１８９５）



2020年に制作されたインディーズ系のドキュメンタリー映画。

故イ・テソク神父（※関連過去記事）の没後10年を記念し、制作された
ドキュメンタリー映画。南スーダンのトンズ村では、医療や教育の分野で、
神父の志や教えを受け継ぐ多くの若い人材が育ち、活躍を始めている。
本作品には、医師や補助医師、あるいは薬剤師として活躍し始めた、多くの
若者たちの声が収められている。


△南スーダンの教科書に載った故イ・テソク神父

一方、ハンセン病患者に対する医療からマーチングバンドの創設まで、
当地における神父の多岐にわたる献身的な支援活動は、当地のみならず
南スーダン全体にも強い感銘を与え、2020年現在、中学校（宗教科）と
高校（社会科）の教科書で神父の業績が紹介されているほどだ。

韓国のカトリック界は、実にりっぱな宗教者を生んだものである。

（終わり）