2012年7月、熊本や大分、福岡など九州の中北部を襲った
大水害は、韓国でも大きな注目を集めている。
例によって、ネイバー(韓国を代表するポータルサイト)の
ニュース・アクセスランキングからは、九州の被災地に
向けられる韓国社会の大きな関心と同情の一端が
うかがえる。
△7月14日のネイバーニュース・アクセスランキング・「世界」
7月14日、ネイバーニュースのアクセスランキングでは、
「世界」ジャンル上位30の記事のうち、九州の大水害に
関連する記事が、実に6本を数えた。
・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・
△7月14日のネイバーニュース・アクセスランキング・「世界」より
9位 行方不明者の捜索にあたる自衛隊員(ロイター)
11位 日本、豪雨被害の現場(ロイター)
12位 日本・九州に3日連続の集中豪雨..15万人避難生活
(SBS TV)
24位 日本・九州に記録的豪雨..少なくとも19名死亡
(MBN TV)
29位 記録的豪雨に見舞われた日本・九州(ロイター)
30位 記録的豪雨に見舞われた九州(ロイター)
・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・
記事の内訳は、上記に翻訳練習した通りフォトニュースや
動画ニュースが中心となっている。
豪雨のすさまじさや被災地の状況を生々しく伝える
画像や動画に、より多くの関心が集まるのは、当然と
言えば当然だ。
観光で九州を訪れる韓国人も多いので、おそらくは、
特別な感慨を持ってニュースに接している韓国人も
多いに違いない。
いずれにしろ、韓国社会の関心がこれほど九州に
集まることもめずらしいが、その原因が悲劇的な
大水害とあっては、韓国メディアを観察する「ヲタク」の
心境も複雑だ。
△「明日の日曜日、オマエの家族は、
大雨を警戒するどころか、のんきに
長崎旅行を楽しもうとしているって
いううわさは本当か?」
△「そのうわさ・・・、私も小耳に
はさんでいます」
(終わり)
↧
九州豪雨と韓国社会
↧