ユーラシア大陸最大級の大型猛禽類である野生の
クロハゲワシを直接、この目にし、出来れば写真にも
収めることが、退職後の「ヲタク」のささやかな夢だ。
そういう「ヲタク」に、実にうれしいニュースが舞い込んだ。
△金海市・花捕川湿地生態公園HPより
「ヲタク」の韓国滞在の拠点は、妻の実家があるプサン市
なのだが、そのお隣の金海市に、この冬、クロハゲワシの
群れが飛来したというのだ。
△金海市に飛来したクロハゲワシ(連合ニュース)
関係機関や地域住民による生態系保全とクロハゲワシ
保護の努力が続けられる限り、来年以降もクロハゲワシの
群れが金海市に飛来する可能性は高い。
高速バスに乗れば、プサン市から金海市までは1時間と
かからない。
△コネスト地図より
韓国南部におけるクロハゲワシ飛来のメッカである
固城郡よりも、はるかに近い。
遠くない将来、その金海の地にて、ぜひとも「ヲタク」の
ささやかな夢を実現させたいものである。
ここでは、地域紙・慶南日報から関連記事を翻訳練習
させてもらった。
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■김해 화포천에 살림 차린 독수리 가족
金海市・花捕川で越冬するクロハゲワシの群れ
(慶南日報 2月14日)
・생태계 복원 효과 나타나
・生態系復元の効果表れる
△ファポ川のクロハゲワシ(連合ニュース)
13일 오후 김해시 한림면 퇴래리 화포천 습지 생태
공원에 독수리 군무가 화려하게 펼쳐졌다. 화포천에서
100마리가 넘는 독수리가 무리를 이뤄 겨울을 나기는
이번이 처음이다.
13日午後、金海市のファポ(花捕)川湿地生態公園で
クロハゲワシの群れが華麗に舞い飛ぶ姿が観察された。
ファポ川周辺で100羽を超えるクロハゲワシの群れが
越冬するのはこの冬が初めて。
-略-
화포천은 몇 년 전만 하더라도 주변 공단의 각종 오·
폐수와 지천에서 쏟아진 각종 쓰레기로 몸살을 앓았으나
지역주민과 환경단체의 노력으로 생태계가 되살아났다.
ファポ川は数年前まで周辺の工業団地や家庭から流れ込む
廃水や汚水、各種のゴミにより汚染が進む一方であったが、
地域住民と環境団体の努力によりかつての生態系を
取り戻した。
화포천 일대에 독수리가 날아들기 시작한 것은 지난해
12월 초. 처음에는 3~4마리가 관찰됐으나 점차 개체
수가 늘어 한 달 사이에 30~40마리에 달했다.
ファポ川一帯にクロハゲワシが飛来しはじめたのは
昨年12月の初め。まず3、4羽が観察されたが、次第に
個体数が増え、1カ月後には30〜40羽に達した。
김해시가 민간에 위탁한 화포천 관리기구인 화포천
습지생태공원의 직원들이 혹한으로 먹이가 부족해진
독수리들을 보호하기 위해 지난 16일 처음 먹이를
공급했다. 먹이가 공급되자 더 많은 독수리가 몰려와
100마리를 훌쩍 넘었다.
金海市が民間に委託し設立されたファポ川の管理機関
であるファポ川湿地生態公園の職員らが、極寒の中、
エサの確保に苦労するクロハゲワシを保護するため、
1月16日に初めてエサを供給した。その後、
クロハゲワシの個体数が見る見るうちに増え始め、
あっという間に100羽を超えた。
이후에도 혹한에 지친 독수리들이 화포천에 속속
몰리자 생태공원 직원들은 매주 수요일, 토요일에
먹이를 공급했다. 개체 수는 최대 130마리까지
늘었다.
極寒の中、増え続けるクロハゲワシの群れを前に
生態公園の職員らは、毎週、水曜日と土曜日に
エサを供給した。個体数は最大130羽にまで増えた。
-略-
생태공원 측은 독수리 보호를 위해 ‘독수리 아빠’로
불리는 고성군 철성고교 김덕성(60) 교사를 지난
3일 초청, 강연을 열기도 했다.
また、公園はクロハゲワシ保護の理解を広めるため
「ワシパパ」と呼ばれるキム・ドクソン教諭(固城郡、
鉄城高校)を招き、2月3日、講演会を開いた。
-以下省略-
△「オレは自分のえさは自分で
確保する主義だ」
△「私だって」
(終わり)