韓国メディアに掲載された、ある書評記事を読みながら、
あらためて日韓の「関心ギャップ」について痛感させられた。
「日本人が誤解される100の言動」なるタイトルを持つ
書物(翻訳本)が、はたして、本当に商業ベースに
乗るような国が日本以外に存在するのだろうか。
まぎれもなく韓国で出版されたその書物の書評を
読みながら、「ヲタク」は、韓国社会の日本に対する
関心の深さと広さについて再認識すると同時に、
ひるがえって、日本社会一般の韓国に対する関心の低さと
偏(かたよ)り、さらにはその薄っぺらさについて思いを
はせざるを得なかった。
一般の日本人の想像を絶するくらいに、韓国社会は
日本に対して広くて深い関心を寄せている・・・。
ここでは、韓国の通信社・ニューシスから関連記事を
翻訳練習させてもらった。
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■알고 교류합시다
'일본인이 오해받는 100가지 말과 행동'
知った上で交流しよう
「日本人が誤解される100の言動」
(ニューシス 5月22日)
서로 다른 문화권에서 생활해 온 사람들 간의 교류는 흥미
롭고 보람된 일이다. 하지만 조그마한 일로 오해가 생기고
걷잡을 수 없는 일로 번지기도 한다. 특히 비즈니스
관계에서 이러한 일이 생기는 것은 매우 조심스럽다.
お互い異なる文化圏で生活してきた人間同士の交流は
楽しく、得るものも多い。しかし、些細なことで誤解が
生じ、収拾がつかないトラブルに発展してしまうことも
ある。特にビジネス関係でのこうしたトラブルは避けたい
ものだ。
‘일본인이 오해받는 100가지 말과 행동: 국제교류와
비즈니스에서 일본을 이해하는 힌트’는 저자가 미국에서
컨설팅을 하며 얻은 경험을 통해 일본인과 서구인의
문화적 차이에서 생기기 쉬운 오해 100가지를 들었다.
그 오해가 어디서부터 비롯된 것인지, 어떻게 피할 수
있는지를 알기 쉽게 서술하고 있다.
「日本人が誤解される100の言動 -国際交流や
ビジネスで日本人を理解するヒント-」は、著者(※日本人)が
アメリカでのコンサルティング業を通じ得た経験を
元に、日本人と西欧人の文化的差異がどこから
生じているのか、どうすれば誤解を防げるのかを
わかりやすく解説している。
한국의 도서출판 한울과 일본의 IBC가 공동으로 출간
했다. 한·일 대역서 형식의 ‘일본을 읽는다’ 시리즈를
통해 일본 관련 다양한 부분을 소개할 예정이다. ‘그때
일본이 만들어졌다: 일본사의 중대 전환점’에 이은 두
번째 책이다.
韓国の出版社ハンウルと日本のIBCが共同で出版した。
両社は、韓日対訳形式の「日本を読む」シリーズを通じ、
日本の多様な姿を韓国に紹介していく予定だ。本書は、
「その時、日本ができた-日本史の重大転換点-」に続く
同シリーズ2冊目となる。
“일본적인 사고방식이 동양적인 사고방식에서 비롯
하는 점도 많기에 일본은 물론 서구, 특히 미국인을
이해하고 비즈니스를 더욱 매끄럽게 진행하는데 많은
도움이 될 것이다. 동시에 우리의 모습을 객관적으로
바라볼 수 있는 계기가 될 것이다.” 야마쿠세 요지
지음, 이경수 옮김, 288쪽, 1만8000원, 한울
「日本的な思考方法が東洋的な思考方法から生じている
点も多いので、本書は、日本はもちろん、西欧、特に
アメリカ人を理解しビジネスをより円滑に進める上でも
大いに役立つはずだ。あわせて韓国の姿を客観的に
考察するきっかけにもなるだろう」。ヤマクセ・ヨウジ
(※音訳のみ)著、イ・ギョンス訳。288ページ、
1万8000ウォン(約1800円)。ハンウル出版。
(終わり)