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箱崎ふ頭と大型客船

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△博多港国際ターミナル

2016年8月下旬の夕刻、プサンに里帰りしていた妻が、同伴して
いた末っ子(中3)と共に博多港国際ターミナルに帰って来た。


△ターミナル3階テラス

船は、高速船ビートル号の最終便。


△桟橋に接岸したビートル号

例によって、「ヲタク」は、愛犬といっしょに2人を出迎えに行った。


△最終便を迎えるターミナルは閑散としている

ここでは、当日の見聞を写真とともに記録しておく。

■箱崎ふ頭と大型クルーズ船

その日、「ヲタク」はターミナルのある中央ふ頭に行く前に、
箱崎ふ頭に寄った。目的は、係留されているはずのビートル号や
コビー号を見物するためだった。

しかし、なぜか、当日の6時過ぎ、箱崎ふ頭の浮き桟橋には1隻の
高速船も係留されてなかった。(博多港に向かっている最終便以外の
5隻が全てプサン港で夜を明かすというのか?)

期待が外れがっかりしたが、その後、すぐに「ヲタク」の落胆を
吹き飛ばしてくれる光景が目に飛び込んできた。


△愛車と大型クルーズ船

箱崎ふ頭の西岸壁に、まるで巨大なリゾートホテルのような大型クルーズ船
オベーション・オブ・ザ・シーズ)が停泊していたのだ。



駐車場の入り口で警備員に制止され、クルーズ船に近寄ることは
できなかったが、その代わり、警備員と立ち話を交わすことが
できた。


△アジア最大の豪華客船を前にビビる(?)愛犬

警備員の話によれば、このサイズのクルーズ船に乗った中国人を
送迎するバスは、100台を超えるという。また、日本への入国審査は
船内で行われているとのこと。

「ヲタク」にとっては、目の前の巨大クルーズ船こそが、急成長を
遂げた中国経済の象徴だ。


△博多港国際ターミナル3階ロビーから窓越しに見たクルーズ船

大型クルーズ船を使った中国人の日本旅行が、この先、さらに活性化
するのか、あるいは尻すぼみになるのか、「ヲタク」にはさっぱり
わからない。


△博多港を出港するクルーズ船

ただ、少なくとも現在、政治的には冷え込んだ日中関係をしり目に、
大型クルーズ船はひっきりなしに日中間を往来し、日本の特定の
業界はしっかり「特需」をおう歌している。


△船体上の塔は折りたたみ式の展望カプセル

大型クルーズ船に、日中間の政治対立の緩和や友好ムードの増進まで
期待するのは無理な話だろうか。


△写真に写っていた展望カプセル

なお、当日目にした大型クルーズ船の巨大マストのような塔が
折りたたみ式の宝石型展望カプセル(「ノーススター」)であることは、
帰宅後、ネット検索で初めて知ったことである。

■コビーではなくヴィーナス

ターミナル3階テラスからは、夕刻の博多港に高速船が入って来るのが
見えた。



遠目からもわかる赤っぽい船体から、韓国側の日韓高速船、コビー号に
違いないと思って眺めていると、実はヴィーナス号だった。


△博多港(博多ふ頭)に入港するヴィーナス2

ヴィーナス号とは博多港と壱岐・対馬を結ぶ高速船(2隻体制)。



(終わり)


参加カテゴリ:地域情報(アジア)


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