百度地図のストリートビュー(2014年5月撮影)で観察していると、
延吉市では、乗用車の普及速度に、道路のインフラ整備が全く追い付いて
いないことが、よくわかる。
つまり、信号機や横断歩道、あるいは歩行者用の歩道橋や地下歩道などの
整備が立ち遅れているのだ。
その結果、道路を横断する歩行者の姿が、普通にストリートビューに
写り込んでいる。
もちろん、見るからに危険である。
しかし、見ようによってはシュールな芸術写真を見せられている
ような気にもなった。
△ソウル大林洞(Daum地図2016年7月撮影)
一方、朝鮮族が多く住むソウルの中国人街では、歩行者に対し
車道の危険な横断を禁止する注意書きが、あちこちで目につく。
△ソウル加里峰洞(Daum地図2016年7月撮影)
これは、朝鮮族が故郷での習慣をそのままソウルに持ち込んで
いることの、一つの証しだろう。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
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延吉の道路と歩行者
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