百度地図のストリートビューネタである。
今回、「ヲタク」が観察したのは、中国吉林省の長白(チャンベク)
朝鮮族自治県。画像の撮影は全て2016年6月となっている。
△漢字とハングルが併存する街、長白
長白は朝鮮民族の霊峰である長白山(韓国では白頭山)近くの中朝
国境(鴨緑江)沿いに位置し、鴨緑江の対岸は北朝鮮の恵山(ヘソン)市。
△漢字とハングルが併存する街、長白
人口約8万5000人の中、朝鮮族は約1万4000人。
延辺朝鮮族自治州内の県を別にすれば、中国で唯一の朝鮮族自治県だ。
以下、数回に分けて長白の観察結果を記録する。
■歩いて渡れる鴨緑江
△川(鴨緑江)の右手は恵山(北朝鮮)
国境の川、鴨緑江も上流では狭い。
△長白を流れる鴨緑江の浅瀬、対岸は恵山(北朝鮮)
「歩いて渡れる」というのは、おそらく事実である。
△鴨緑江で遊ぶ朝鮮人の姿(対岸は北朝鮮)
驚いたことに、ストリートビューには、鴨緑江で遊ぶ人(朝鮮人)の
姿も写り込んでいる。
△鴨緑江で遊ぶ朝鮮人の姿(対岸は北朝鮮)
もしかすると、魚をとっている人もいるのかもしれない。
△鴨緑江で遊ぶのは朝鮮人?中国人?(対岸は北朝鮮)
大声を出して何をしているのか聞けば、答えてくれそうな距離で
ある。
■タクシーにも中朝2言語
△長白のタクシー
長白の街には、かなりの数のタクシーが走っている。
△長白の個人タクシー
セダンタイプのタクシーは個人タクシーだ。
△中朝2言語の表記
ところで、長白のタクシーをよく見ると、全てのタクシーのボディに
朝鮮語と中国語の表記がある。
△「個体出租」とは個人タクシーのこと
長白では、街の看板のみならず、タクシーまで中朝2言語表記なのだ。
■スマホ少女と24時間ATM
辺鄙(へんぴ)な山奥にあるからといって、長白が中国の経済発展から
取り残されているわけでは全くないようだ。
△スマホを持って歩く長白の少女
ストリートビューに、スマホを持つ少女の姿が写り込んでいた。
スマホの画面から推測するに、チャットの最中のようだ。
△中国農業銀行
街中には、24時間使える銀行のATMも複数ある。
(続く)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
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鴨緑江で遊ぶ朝鮮人民
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