日本人は韓国について学ぶことで、日本のことがよくわかる
ようになるし、韓国人もまた、日本について学ぶことで韓国の
ことがよくわかるようになる。
これは、韓国語を学び始めて以来、経験を通じ、ずっと「ヲタク」が
持ち続けてきた持論だ。
今日、韓国で新しく出版された日本法の概説書に関する
書評記事を読みながら、あらためてその持論を思い起こした。
ここでは、日刊の夕刊紙であるアジアトゥデイ紙から、関連
記事を翻訳練習させてもらうことにした。
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■“우리와 비슷한 일본법 알아볼까”
정종휴 편저 ‘일본법’ 출간
「日本法を知れば韓国の法律がよくわかる」...「日本法」出版
(アジアトゥデイ 3月29日)
우리나라 법과 매우 비슷한 일본법을 통해 한국법을
더 잘 알 수 있도록 하는 신간 ‘일본법’(신조사 펴냄)이
출간됐다.
韓国の法律と非常によく似た日本法を学ぶことで、韓国の
法律がさらによくわかるようになる新刊「日本法」(新潮社)が
出版された。
한국과 일본은 세상에서 가장 가까운 두 나라다. 옛날에는
일본이 한국을 통해 한국과 중국의 문물을 받아들였다고
한다면, 19세기 후반 이후에는 한국이 일본을 통해 서양
문물을 받아들였다.
韓国と日本は世界でも最も近しい関係にある。古代において、
日本が韓国を通じ韓国や中国の文化を吸収したとすれば、
19世紀後半以降は、韓国が日本を通じ西欧の文化を
吸収した。
19세기 말 원치 않게 이뤄진 법문화의 근대화는 한국
법문화의 바탕을 송두리째 새로 규정지었다.
19世紀末、(日本の手により)不本意に行われた韓国の
法律制度の近代化は、韓国の法律制度の根本を
根こそぎ作り変えてしまった。
현재 두 나라에서 사용 중인 법률용어는 7할 이상이 같다.
법전에 실린 법률의 경우도 태반이 대동소이하다.
그럼에도 등잔불 밑이 어둡다고, 우리말로 된 일본법
개설서는 도무지 보이지 않는 현실이다.
現在、日韓で使われている法律用語の7割以上が同じだ。
法律の条文も大同小異で似たり寄ったりだ。それにも
かかわらず、韓国語で書かれた日本法の概説書は、
これまでほとんど存在しなかった。
‘일본법’은 이러한 문제의식을 바탕으로 출간됐다.
「日本法」は、こうした問題意識をもとに出版された。
이 책이 추구하는 목적은 우리나라 관점에서 일본법을
소개하는 것과 일본법 자체를 소개하는 것, 그리고
한국법의 실상을 더 잘 알기 위한 도구로서 일본법을
소개하는 것이다.
この概説書のねらいは3つある。まず、韓国の視点から
日本法を紹介すること。次に、日本法自体を紹介すること。
そして、最後に、韓国の法律の実像をより正確に知る
ための道具としての日本法を紹介することだ。
이 세 가지 목적을 통해 한국법이 일본법과 얼마나 같고
다른지, 앞으로는 어떻게 전개될 것인지, 어떤 분야에서
비교되는지, 어떻게 일제 잔재를 청산할 수 있을지를
가늠해볼 수 있다.
この3つのねらいを通じ、韓国法と日本法の共通点と相違点、
今後の韓国法の展開、日韓法の比較分野、日本統治時代の
残滓清算の取り組みのあり方などについて、おおよそのことが
理解できるようになる。
-中略-
정종휴 편저. 605쪽. 3만 원.
チョン・ジョンヒュ編著。605ページ。3万ウォン(約2300円)。
(終わり)
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