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アラビア語に負けた日本語

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しばらく「ヲタク」の関心が遠のいていた間に、韓国の大学入学共通
テスト(「修能」)の第2外国語/漢文領域で、信じられない変化
(歪み?)が生じていた。


△2018年度第2外国語/漢文領域志願状況(韓国教育課程評価院)

2018年度の共通テストでは、過去の相当期間、常に3万人前後の
受験生が選択していた日本語は、志願者が約8000人にまで
落ち込んでいる。

一方、独学者が大多数を占めるアラビア語は、同領域全体の志願者の
71.4%を占める約6万6000人もの志願者が集中した。

人気2位の日本語を8倍以上も上回っている。

こうした奇怪な現象の背景には、アラビア語が他の外国語に比べ、
受験生に有利だとの「通説」があるらしい。

事実、アラビア語では、ここ3年ほど問題が難化した反面、他言語に
比べかなりの低得点でも1等級(上位4%、全9等級)の評価を
得ている。

日本語や中国語などの第2外国語が苦手な受験生は、とりあえず
独学ででもアラビア語を勉強し受験した方が有利に働く、と
いうことか。

できるだけ少ない労力でできるだけ高い点数(評価)を得たいと
考えるのは、万国共通の受験生の願望なのかもしれない。

ここでは、朝鮮日報から関連記事を翻訳練習させてもらった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■[수능] 제2외국어, 아랍어 지원자 71.4%…역대 최고 기록
[共通テスト] 第2外国語、アラビア語志願者が71.4%...過去最高
(朝鮮日報 11月23日)

올해 수능에서도 아랍어 열풍은 여전했다. 아니, 작년보다 더 했다.
今年の共通テスト(修能)でもアラビア語人気が続いている。いや、
その人気は昨年をさらに上回った。

한국교육과정평가원에 따르면, 이번 2018학년도 수능에서
제2외국어/한문 영역에서 아랍어I을 선택한 지원자는 제2외국어를
선택한 응시자 9만2831명 중 71.4%(6만6304명)를 차지했다.
韓国教育課程評価院によれば、2018年度大学入学共通テストの
第2外国語/漢文領域で、アラビア語Ⅰを選択した志願者が同領域
全体の志願者9万2831人の71.4%(6万6304人)を占めた。

2017학년도 수능에서 아랍어 선택 비율이 69%였던 것에 비해
2.4%p 증가한 수준이다. 2005년 첫 아랍어 응시 비율 0.4%와는
178배가 늘어난 수준이다.
2017年度共通テストでのアラビア語の選択率69%を2.4%上回った。
アラビア語が初めて共通テストに加わった2005年の0.4%に比べると
実に178倍にあたる数字だ。

이는 수험생들이 점수가 잘 나온다는 통념 때문에 ‘묻지마’ 식으로
아랍어를 선택하기 때문으로 풀이된다. 전국 고교에서 아랍어를
가르치는 곳은 6곳에 불과하다.
こうしたアラビア語人気は、点数が取りやすいという通説から
多くの受験生が短絡的にアラビア語を選択しているためだ。
アラビア語を教えている高校は、全国でもわずか6校にすぎない。

-以下省略-



(終わり)

 

  参加カテゴリ:地域情報(アジア)


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