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韓映画と英字幕の水準

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■들개 「起爆」 2013年     〇〇〇〇-



主人公は、手製爆弾を製造することでかろうじて心のバランスを
とっている、貧しく内向的な大学助手。

強烈な毒気を放つ一人の学生との出会いが、やっとつかみかけた
彼の平穏な生活の歯車を狂わせていく。

実に見ごたえのあるサスペンス映画だった。

ところで、この映画の中のセリフを確認していて思ったことがある。

大学教授が、講義を妨害する学生に、「君はもうこれ以上講義を
受ける必要はない。どうせ、フェイルだから」と言った場面だ。

「フェイル」とは英語の「Fail」、つまり「不合格」のこと。


△「どうせ、君は放棄したから」

例によって、「ヲタク」の見ていた動画の中国語字幕は翻訳を
間違えていた。


△「どうせ、君は不合格になる(fail)から」

一方、別動画の英語字幕は、正確に翻訳していた。

これは、あくまで「ヲタク」の印象だが、ネットに出回っている
韓国映画の字幕は、中国語より英語の方が正確度が高い。

韓国はアメリカを始めカナダ、オーストラリアへ大量の留学生や移民を
送り出している。その分、韓・英両言語に堪能な人材が豊富に存在して
いることが背景にあるのだろう。

■방황하는 칼날  「さまよう刃」 2014年  〇〇



原作は東野圭吾の小説。

平凡な父親の人生が、犯罪により娘を失ったことをきっかけに、
破滅していく様が実に痛々しい。

짐승   「The Beast」 2011年    〇〇



誘拐された妹を救い出すため、兄は「獣」になった。



(終わり)


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