この週末、慶尚南道を舞台にした映画を2本、見た。
1本は、プサンを舞台にしたノワール映画「名もなき野良犬の輪舞」。
2本目は、密陽を舞台にした青春映画「トンケの蒼い空」。
ともに見ごたえのある、いい映画だった。
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■똥개 「トンケの蒼い空」 2003年 〇〇〇〇-
(210)
トンケ(野良犬)のあだ名を持つ、はみ出し者の青年を主人公に描く、
ユーモラスでヒューマンな青春映画。
高校時代、幼いころからの相棒である愛犬、トンケ(自分のあだ名と
同じ名前)を殺して食べた不良が、今度は悪徳開発業者の手先となって
主人公たちの前に立ちふさがる。
主人公は、1対1のタイマンで宿敵を倒し、トンケのかたき討ちを
果たす。
■불한당 ~나쁜 놈들의 세상~
「名もなき野良犬の輪舞」 2017年 〇〇〇
(209)
プサンを舞台にしたノワール映画。
ウラジオストクを拠点とするロシアンマフィアとの麻薬取引を
仕切るプサンの犯罪組織。
その組織の大幹部と潜入捜査官が主人公。
結局、捜査官は警察の上司を手にかけ、最後には母親の仇である
大幹部も始末する。
(終わり)
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韓国映画と野良犬
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