釜山フィルムコミッションの撮影場所検索や撮影マップを参考に、
草梁洞の中華街でロケを行った映画を確認してみた。
すると、まだ「ヲタク」が見ていない映画が4本あることがわかった。
見るしかない、と思った。
人が映画を見る動機は様々だ。ジャンルを問わず、なじみの場所が
登場する映画を見るのも一興だ。
さいわい、釜山中華街が登場する映画には駄作もあったが、名作も
あった。
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■마지막 선물 「最後の贈り物」 2008年 〇〇〇〇〇
(214)
一人の女を愛した2人の男。女の死後、彼女が産んだ娘を育てた刑事の
父親と受刑中の実の父親が、娘への肝移植のため数年後、再会する。
△中華街の料理店
娘が自分の子であることを知った受刑者の男は娘への愛情に目覚め、
人生の希望を見つけるが、同時にそれは、深い苦悩と破滅の始まり
でもあった。
△釜山中華街
展開がわかっていても泣かされる。
そんな映画であった。
■엽기적인 그녀2 「もっと猟奇的な彼女」 2016年 〇〇---
(213)
ヒット作「猟奇的な彼女」の続編。
△中華街の料理店らしき場面
1作の彼女が僧侶になる道を選び彼の元を去った後、子どもの頃、
結婚を誓い合った幼なじみと再会し結婚。
お互いの愛を深め合う過程が描かれているが、興行的には大失敗に
終わっている。
■태풍 「タイフーン」 2005年 〇〇
(212)
2005年、約350万の観客を動員したヒット作(年間5位)。
△この映画では釜山中華街が「ロシアタウン」として登場
脱北しながらも韓国への亡命を拒否された過去を持つテロリストを、
韓国情報機関要員が追い詰めていく。
■리얼 「リアル」 2017年 -----
(211)
製作費が10億円を超えた大作だが、散々叩かれた失敗作。
実は、「ヲタク」も一度見始めてすぐ鑑賞を放棄した記憶のある
映画だ。
△中華街の料理店らしき場面
今回は、釜山中華街が登場する場面を確認するという明確な目的が
あったので、何とか我慢して最後まで見た。
2重人格の若い主人公が、見た目が全く同じ別人格の2人に分かれて
繰り広げるドラマ。主人公のファンでもなければ、見続けることに
苦痛を感じること間違いなしの映画だ。
(終わり)
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釜山中華街と名作映画
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