6月13日の統一地方選挙(17道・広域市の首長・議会議員選挙など)の
結果が確定した。
今回の選挙では、政権を私物化し、「お友だち」に数々の特権や富を
与えた前大統領(保守系)に対する大きな怒りが冷めやらぬ中、南北
和解のムードに水を差すような形で、南北対決の冷戦イデオロギーを
振りかざし現政権を揺さぶろうとした自由韓国党(保守系野党)が、
歴史的な惨敗を喫した。
中でも、保守の牙城とみられている大邱市において、リベラル系の
与党候補が、落選したとは言え、約40%もの得票率を獲得した
ことは特筆に値する。
与党から見れば、現政権の内政・外交のカジ取りに、圧倒的多数の
国民の信任が与えられた形だ。
△大邱毎日新聞
それにしても、さすが、と言うべきか。
韓国紙の時事漫画は、容赦ない。
△ハンギョレ新聞
ここでは、地域紙と全国紙から、2紙の時事漫画を記録しておく。
なお、個人的には、「ヲタク」にとって思い入れの深いプサン・蔚山・
慶尚南道の首長選で、元来、保守の強い土地柄でありながらも、
3人ともリベラル系の与党候補が勝利を収めたことは、大きな喜びだ。
(終わり)
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韓国と自由大邱慶北党
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