■즐거운 인생 「楽しき人生」 2007年 〇〇〇--
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2007年、120万を超える観客を動員した映画。
学生時代、大学歌謡祭出場をめざし熱心にバンド活動をしたものの、
3回とも予選で脱落し、その後、バンドを休眠させ、社会に出た
4人の男たち。
その内、唯一、大学卒業後も音楽活動を続け、クラブ歌手などを
しながら生計を立てていた一人の中年男が、酔っぱらったあげく
階段から転落して死んでしまう。
△復活したバンド「活火山」(映画より)
その男の葬儀に集まった3人の元バンドメンバーと、男の息子の
4人が、20年ぶりにバンド「活火山」を復活させることになった。
△仁川の海沿いの倉庫でライブ「貝焼き」店をオープンさせたバンド(映画より)
失職や離婚、非正規雇用など、それぞれに困難な現実を生きる
男たちによるバンドの再結成は、徐々に人生の再起という、もっと
大きな意味を帯びて行く。
主人公たちを応援しているつもりが、いつの間にか、彼らが見せる
友情やがんばりに、見る者も励まされるような映画であった。
(終わり)
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韓国映画と大学歌謡祭
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