来年2012年の12月に実施が予定されている韓国の
次期大統領選挙。
今のところ、韓国次期大統領の椅子に最も近い位置に
いると目されている人物は、保守系与党ハンナラ党の
前党首であり、故パク・チョンヒ(朴正熙)元大統領の娘で
あるパク・クネ(朴槿恵)氏。
一方、野党、すなわち民主リベラル勢力の陣営からは、
現・民主党党首のソン・ハッキュ(孫鶴圭)氏や国民参与党
党首のユ・シミン(柳時敏)氏などの名が対抗馬として
取りざたされては来ているが、各種世論調査の動向などを
見る限り、野党系候補がどちらかに一本化されたとしても、
とてもパク氏に太刀打ちできそうな状況にはない。
そうした中、最近、パク氏に対抗できる野党系候補として、
にわかに脚光を浴び始めている人物が、ノ・ムヒョン財団
理事長のムン・ジェイン(文在寅)氏。
彼は、過去、人権派弁護士として故ノ・ムヒョン前大統領と
ともに民主化運動に身を投じ、ノ・ムヒョン政権下では大統領の
最側近とも言える大統領秘書室長として、大統領を支えた
経歴を持つ。
最近のムン人気が本物なのかどうか、「ヲタク」にはよく
わからないが、故ノ前大統領にあまりにも近しかった人物に、
今、こうして脚光が集まるところを見ると、少なくとも、韓国の
国民の間に、非業の最期を遂げた故ノ前大統領に対する
敬愛の念が、かなりの強さと広がりを保っていることがわかる。
「ヲタク」としても、自らの国境なき政治的信条から、来年
2012年の12月には、是非とも、パク・クネ氏を上回る
国民的な支持を得て、民主・リベラル派の新大統領が
韓国に誕生することを期待したいところである。
△「偏ったことばかり書くんじゃないッ!」
ここでは、ヤフー韓国のネット世論調査の動向を、参考までに
翻訳練習させてもらった。
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■ムン・ジェイン旋風の理由は?
(ヤフー韓国ネット世論調査 7月27日現在)
ノ・ムヒョン財団のムン・ジェイン理事長が、まだ、本格的な
政治活動を一切行っていない状況であるにもかかわらず、
各種世論調査において野党勢力の次期大統領候補として
支持率1位を獲得するなど、大きな注目と期待を集め始めました。
こうした「ムン旋風」の理由について、あなたはどう思いますか?
?故ノ・ムヒョン大統領の後継者としての支持 22.0%
?既存の野党系政治家に対する失望 18.8%
?与党系で支持率1位のパク・クネ氏に対する
対抗馬としての競争力 18.5%
?ムン氏個人の能力に対する評価 12.7%
?一時的な好奇心 10.9%
?関心がない 9.0%
?アンチ(敵)を作らない柔らかなイメージ 7.9%
?その他 0.2%
△「私って見た目によらず保守的なので、
政治についてはヲタクさんの意見に
100%従います。うふふふ」
(終わり)
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朴候補の対抗馬
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